訓練しないでランボーになれる! あなたの能力が最大化する○○?

こんにちは!

和装のモジャモジャ、染川です。

半年ぶりのメルマガですが、
世界は激変。

いかがお過ごしでしょうか?

私もこの機会に、
ひたすら真理の探求を深めていました。

また、
メンターの一人であるドクター・ディマティーニも
オンラインに完全移行。

何ヶ月もずーっと
ヒューストンのホテルにひきこもり、

「これでもか!」

というくらい、
たくさんのオンラインセミナーを提供してくれています。

(今夜も、午前三時からオンラインで受講します^^)


こうした探求と実践のなか、

「シェアしよう!」

という「ひらめき」があり、
こうして半年ぶりの配信です。


ちなみに、
このメルマガに登録してくださっている方は、
ドクター・ディマティーニ関係か、
和の叡智でご縁をいただいた方がほとんど。

どちらも、
宇宙の真理を探求し、実践する道。

これからまた少しずつ、
最新の発見もふくめてお届けしますので、
よろしければお付き合いくださいね。

You Tubeにも挑戦しようと思っています^^


ーーーさて。

今日は、
私がナビゲートしている
ドクター・ディマティーニの
「ファイナンシャルマスタリー」
で投稿した文章の一つをわかちあわせてください。

このプログラム、スタートから約3週間。

私もすでに50以上のご質問にお答えし、
毎日文章を書いています。

さまざまなご質問をいただくのですが、
やはり多くの方が、
まず「思考」にハマります。

思い悩み、考え込む方の思考です。
時空の囚人思考。

時空を超える、
達人の思考とはちがいます。

学校教育や社会人経験のたまものですね。

まるで、
私たちが「本領発揮」できないように、
意図されているかのよう。
(今回は、そこには踏み込みません。さらに長くなるので(笑))

ということで、
「時空の囚人思考」を超えて、
あなた本来の力を発揮するために、
3つの角度から書いてみました。

自分の体験1つと、
科学的な事例を2つ。

ちょっと長いんですが、
きっとあなたのお役に立てると思いますので、
ぜひお読みくださいね。

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思考とインスピレーション。
天才の脳の使い方。
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いつもありがとうございます。染川です。

今回は箸休め的に、
昔は「思考優位」だった私が、
今ではくどいくらい

「インスピレーション」

と繰り返すようになった経緯を書きますね。

影響をいただいたものは他にもたくさんありますが、
今回は代表的なものを3つ、
私の経験順にご紹介します。

もちろん、忙しい方は読み飛ばしてもいいですが、
「3」のサリーちゃんのお話だけはぜひ、お読みください^^

ファイナンシャルマスタリーの道にも通じています。


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1.記憶術、速読、速聴などの右脳教育
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10代後半、大学受験のために、記憶術、速読、速聴にとりくみました。

学校では教わらないこの3つのスキルとそのテスト結果で、
「右脳ってすごい…」を実感しました。

(世界史と国語は大学受験まで満点で偏差値80超。
 ただ英語は文法問題以外ぜんぜんできずに終了しました(笑))


また、大学時代に「フォトリーディング」が流行し、その流れで「ジーニアスコード」にハマりました。後に、「アクセラメンツ」という教授法も受講しています。

全脳、潜在意識を活用する、具体的なスキルをたくさん学んだ20代でした。
フォレスト出版さまのおかげです^^

もちろん、社会人になっても使えるスキルでした。

こうして、情報処理の方法が
「言語、論理、線形、局所」から、
「非言語、超論理、非線形、非局所」メインになりました。


※ちなみに、昨年は「レンマ学」という本に出会い、さらに納得しました。

ざっくり書くと、

ロゴス=部分。集めて並べる。論理、線形、局所的理解。因果。
レンマ=全体。まるごと掴む。直観知。超論理、非線形、非局所。縁起。

こうしてみると、科学が担うのはロゴス的知性であり、神秘や宗教・哲学が担うのはレンマ的知性ですね。

ビジネスはもちろん、
人生はそのどちらも必要ですから、
瞑想によってその統合がなされる、
結果が出る、というのは自然な流れです。

ちなみに、下記3でご紹介するハラリ教授も、
ヴィパッサナー瞑想を15年以上しているそうです。


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2.シドニー大学の神経科学者、アラン・スナイダー教授の研究と理化学研究所の「将棋プロジェクト」
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シドニー大学の神経科学者、アラン・スナイダー教授の研究によれば、電気刺激によって能力を開花できる、とのこと。

その2011年の研究を目にしたとき、「やっぱり…」と実感しました。

結論、
左脳は、電気刺激によって活性化しても、「ひらめかない」、、、。
右脳は、活性化すると「ひらめく」

実験の詳細は以下です。

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60人の同じ利き手を持つ被験者の脳に「電気刺激(経頭蓋直流電気刺激)」をあたえ、ひらめき問題(マッチ棒で作った数式問題=一本動かして正しい数式に変える)を解いてもらう。

1.活発化された右脳、抑制された左脳
2.抑制された右脳、活発化された左脳
3.偽刺激

の3グループに20人ずつわけたところ、正答率が明確に異なった。

1.活発化された右脳、抑制された左脳 正答率 60%
2.抑制された右脳、活発化された左脳 正答率 20%
3.偽刺激              正答率 20%


さらに、ドットと折れ線を使った一筆書きの超難問でも、

1.活発化された右脳、抑制された左脳 正答率 40%
2.偽刺激              正答率  0%

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

この実験結果を読んで、左脳、、、ひらめきが必要なことには向いてないなあ、と改めて確認。
左脳をブーストしても普段と変わらない、という衝撃の結果でした。


そして、理化学研究所の将棋プロジェクトです。

羽生さんをはじめとして、
プロ棋士とアマチュアの脳を徹底的に調べたプロジェクト。

羽生さんがfMRIに入るとき、
「私は何も考えていませんから、調べても無駄かもしれません」
と言ったとか言わなかったとか。

実際にfMRIで調べると、たしかに、
プロ棋士は将棋を打つとき、直観(無意識にはたらく思考)、
つまり大脳基底核と楔前部や小脳を使っていて、
アマチュアは使わない(使えない)。

言い換えると、
アマチュアは大脳皮質をつかい、
いくつもの手を浮かべるが、最善手が選べない…。

プロ棋士は、大脳基底核が情報を素早く処理し、大脳皮質に最善手をあげる。

この違いがわかったのです。

つまり、
うんうんうなって、
一生懸命考えこむのはアマチュア。
がんばって最善手を見つけようとして、オーバーヒート気味。
知恵熱がでます。

しかし、プロ棋士のなかでも超一流は、
「すっ」と最善手が「ひらめく」

ということのようです。


ちなみに、つづく将棋プロジェクトの研究では、

「将棋未経験からでも、大脳基底核や小脳で情報処理できるようになるのか?」

という実験をしていて、おもしろい結果がでていました。

結論を言えば、「できます」。

ただ、将棋に取り組む時間の大小ではなく、本人のやる気次第、というところが、結果に違いをもたらしていたのも面白かったです。

対象に好奇心を持って、たとえ短時間でも没頭することで、私たちの脳はどんどんひらめくようになっていく、ということですね。

最高価値においては、すでにそうした経験が誰にでもあります。

だから、インスピレーションをうけとる最も効率的な道は、最高価値を生きる、ということですね。



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3.ハラリ教授の「ホモ・デウス」より、サリー・アディさんのお話。

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最後に、こちらの事例。

「サピエンス全史」が世界的にベストセラーになり、
「シェアードフィクション(共有された虚構)」という概念は、あらゆる事象(霊能関係や、コロナ含む)の種明かしになるなあ、、、とワクワクした私ですが、その2部作目、「ホモ・デウス」よりご紹介します。


ライブのセミナーでは、
いつも私が、下記のサリーさん(女性記者)を迫真の演技でおとどけ、好評を博していたのですが、今となってはそれも叶わず。

すこし長めの引用ですが、
よろしければ「ぜひ!」お読みください^ ^

サリーさんが下記のヘルメットをかぶった経験は、ディマティーニ・メソッド(プラスとマイナスをあらゆる角度から見て、統合するワーク)にも通じるでしょう。

思い悩んだり、考え込んだりするノイズをクリアにすることの大切さがよくわかりますし、

そもそも、「あなたはすでにその力を持っているのです!」

という事例そのものだと思います。

ヘルメット前と、ヘルメット後の違い。
ランボー化までに、一切の「訓練なし」で、この結果ですよ?

どうぞ、ゆっくり味わいながらお楽しみください。

===以下引用===

ニューサイエンティスト誌の記者サリー・アディーは、狙撃兵の訓練施設を訪れて自ら効果を試すことを許された 。

まず、経頭蓋刺激ヘルメットを被らずに、戦場シミュレーターに入った。

自爆爆弾を装着し、ライフル銃で武装した覆面男性二〇人がまっしぐらに向かってきたときの恐怖をサリーは次のように描写している。

「なんとか一人撃ち殺すたびに、新たに三人の襲撃者がどこからともなく現れる。私の撃ち方では間に合わないのは明らかで、パニックと手際の悪さのために、銃を詰まらせてばかりだった」。

幸いにも、襲撃者は周りを取り巻く巨大なスクリ ーンに映し出されたビデオ画像にすぎなかった。

それでも彼女は、自分のお粗末な対応ぶりにひどく落胆したので、ライフルを投げ出してシミュレーターを出たくなったほどだ。


そのあと、ヘルメットを被らせてもらった。

いつもと違うという感じはとくになく、口の中がわずかにピリピリし、金属のような奇妙な味がしただけだった。

それにもかかわらず、彼女はランボーかクリント・イーストウッドにでもなったかのように冷静に粛々と、バーチャルなテロリストを一人、また一人と狙い撃ちにし始めた。

「二〇人の襲撃者が武器を誇示しながらこちらに駆けてくるなか、私は落ち着き払って自分のライフル銃を向け、間を取って深呼吸し、最寄りの敵を狙い撃ちにしたかと思うと、そのときにはもう、静かに次の標的を見極めていた。

ほんの一瞬ぐらいにしか思えないうちに、『よし、そこまで』という声がした。

シミュレーション室の照明が明るくなった……突然の静寂の中、死体に取り囲まれた私は、もっと襲撃者が現れるものとばかり思っていたので、担当者たちが私の頭の電極を外し始めたときには少しがっかりした。


顔を上げた私は、誰かが時計を進めたのではないかと訝った。

不可解なことに、すでに二〇分が過ぎていた。

『私は何人倒しましたか?』とアシスタントに尋ねた。

すると彼女は不思議そうな顔でこちらを見て、『全員です』と答えた」


この実験のせいで、サリーの人生が変わった。

その後の数日で、彼女は自分が「スピリチュアルなものに近い体験」をしたことに気づいた。

「その経験の特徴は、自分が前より賢くなったと感じたり、物覚えが良くなったりするというものではなかった。

愕然としたのは、生まれて初めて、頭の中の何もかもが、ついに口をつぐんだことだった……自己不信と無縁の自分の脳というのは新発見だった。

頭の中が突然、信じられないほど静まり返った……この経験の後の数週間というもの、いちばんやりたくてしかたなかったのは、あそこに戻ってもう一度電極をつけることだったと言ったら、共感してもらえるといいのだが。

私はじつに多くの疑問を抱くようにもなった。

私の心には怒りと敵意に満ちた小鬼たちが住みついて、私を怖がらせて、やりもしないうちから物事を諦めさせてきたけれど、やつらを別とすれば、私は何者だったのか?

そして、あの声はみな、どこから聞こえてきていたのか ? 」

これらの声のなかには 、社会の偏見を復唱するものも、自分の個人史を反映するものも 、遺伝的に受け継いだものをはっきり表現するものもある。

それらがすべて合わさって目に見えない物語を生み出し、私たちの意識的決定を、自分ではめったに把握できない形で方向づける、とサリーは言う。

もし、私たちが内なる独白を書き直すことができたら、あるいは、そのような独白をときどき完全に黙らせることさえできたら、いったいどうなるのだろう?

二〇一六年現在 、経頭蓋刺激装置はまだその揺籃期にあり、成熟したテクノロジーになるのか、なるとすればそれはいつかは定かではない 。

これまでのところ、利用者の能力を短期間高められるだけであり 、サリー・アディーの二〇分の経験は例外中の例外かもしれない(あるいは、ひょっとしたら悪名高い偽薬効果の結果でさえあるかもしれない)。

発表された経頭蓋刺激装置研究のほとんどは、特別な状況下で作業をしているごく少人数のサンプルに基づいており、長期的な効果や危険はまったくわかっていない。

とはいえ、もしこのテクノロジーが成熟すれば、あるいは、もし脳の電気的なパターンを操作する他の方法が見つかれば、そのせいで人間社会と人間はどうなるのか?

人々は、テロリストをもっと上手に撃つためだけではなく、より日常的な自由主義の目標を達成するためにも、自分の脳の電気回路を操作するだろう。

すなわち、より効率的に勉強したり働いたりするためや、ゲームや趣味に没頭するため、数学であれサッカーであれそのときどきに自分が興味を持っているものに集中するためなどだ。

ところが、もしそのような操作が日常的なものになれば、消費者の自由意志とされるものもまた、ただの製品として購入されるものに変わるだろう。

ピアノの演奏を習得したいけれど、練習時間が来るたびにテレビを見ていたくなる?大丈夫。ヘルメットを被って、適切なソフトウェアをインストールするだけで、ピアノを演奏したくて居ても立ってもいられなくなるから。

==引用おわり===

お読みいただきありがとうございます。
できれば、何度か繰り返し、腑に落ちるまで読んでほしいなあ、と思います。
(実際、私は紹介するたびに読み返しています)

>自己不信と無縁の自分の脳

を、このヘルメットなしで体験できる方法が、私たちにはありますね。

さあ、ふたたびワークにとりくみましょう^^

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